ヒトより賢いネコたち

写真と文で綴る、ネコを溺愛する毎日を紹介します!———ポケネコ本舗

もうすぐ1年…フクがわが家にやってきた

いま、うちでセンセイの次に美人!の三毛のフク。
もうすぐ家族になって1年になろうとしています。

昨年の夏、7月5日の早朝、4時くらい、でした。
ポッケがベランダで騒いでいます。隣の駐車場をじっと見てなにかを知らせてくれました。
かすかな子猫の泣き声!が聞こえます。
すぐにセンセイとダッシュ!保護に向かいました。

クルマの下で泣きながら走り回る小さな三毛のコ。周りを探すと段ボール箱にもくったりしたキジトラのコを発見。

連れて帰り、ネコ用ミルクを針なし注射器で口に流し込みました。

フクの目が開いてきた
一週間が経ちようやくフクの目が開いてきた!

朝、近所の動物病院が開くのを待ちきれなくて留守電を入れ、早く開けてもらいました。

キジトラのコはオス。泣くこともしない、相当弱っていたので抗生物質を打ってもらい様子見。さすがに注射針を刺したときは「イタ〜い!」と鳴きました。
三毛のコは両目が飛び出るんじゃないかと思うくらい腫れてまぶたがめくれていました。
お医者さんの話では、環境が悪かったので菌が入ったのだろう、と。それにネコ鼻風邪も引いていました。このコはそれでもミルクも飲んだし、目が開かないのにぴょんぴょん跳ねまわるので、目に薬を塗り込んでもらい、ノミ取りスプレーで身体を揉み、虫下しを飲ませてもらい、ようやく家へ。
どちらのコも体重200g。

お兄ちゃんネコ、ポッケに病気がうつらないよう、このコたちは絵の資料室へ隔離して様子見をすることに。

キジトラのコはミルクはなめるように飲むのでそのうち元気になるだろうとタオルにくるんでナデナデしていました。が、残念なことにその夜、息を引き取りました。

翌朝、保健所へ連絡、担当者が引き取りに来ました。
ノラとはいえどんな扱いをされるのか心配していたら、「亡きがらを大切に扱います」という言葉を聞いて安心できました。

さあ、残った三毛ちゃんはゼッタイ生かすぞ!とうちのセンセイと交代で子ネコの看病生活が始まったのです。

3時間おきに目薬。

この目薬がしみるらしく「イやーっ!」と反応します。

抗生物質を混ぜたネコミルクを飲ませます。

…続きます(…by こうげん)