ヒトより賢いネコたち

写真と文で綴る、ネコを溺愛する毎日を紹介します!———ポケネコ本舗

フクのおもちゃ箱

フクは、毎日「かわいいねぇ!」と声をかけていると、どんどんかわいくなっていきます。
ポッケお兄ちゃん大好き!
センセイと遊ぶの大好き!
わたしに甘えるのは上手!

仕事中、ふと振り向くとじっと見つめています。
この切れ長の目で見つめられるとゾクゾク!します。

妖艶な眼差しフク
フクの切れ長の目で見つめられると…

このフクはまだ1歳。
よく遊びます。
1日中遊んでいます。

朝、起きたわたしとひと遊び。
センセイが起きてくると、もうひと遊び。
お昼寝をするとまた「遊びましょ!」とおもちゃを持ってやってきます。

お気に入りは、センセイが“クルリン棒”と呼んでいる荷造りヒモを結わえたおもちゃ。この棒を振り回すとぴょんぴょん!飛び上がって空中で回転を続けます。
あきることがないようで、ニンゲンが先に疲れて逃げ出します。

午後、ひとり遊びをするときはどんぐり。
昨秋、石神井公園から“森のおみやげ”として拾ってきたどんぐりが大好きです。
リビングから廊下、階段と、くわえて、放り上げて、追い回して遊んでいます。
ボールと違って不規則な転がりをするどんぐりは遊びすぎて壊れてしまいます。
拾ってきた十数個がすべて壊れると、すっごく悲しそうにゴミ箱をいつまでも見ています。
かわいそうなので玉川上水の緑道で大量に拾ってきました。

夜中、ひとり遊びをするときはセンセイからもらったブローチ。
ひとりで空中に放り上げてキャッチして遊んでいます。
遊びすぎてボロボロになっていますが、ソファの下に入って手が届かなくなるとわたしを呼びに来ます。
「とってください」

フクのおもちゃ箱
このおもちゃ箱から選びます。荷造りヒモを結わえた“クルリン棒”が大好き!
細長いどんぐりと丸いどんぐりを気分で使い分けている、ようです。

フクには専用おもちゃ箱があります。
この中におもちゃをかたづけておくと選んで出して遊んでいます。

夜中から朝方は大好きなポッケお兄ちゃんと追いかけっこをして遊んでいます。
フクは遊びすぎて太りません。

運動に勝るダイエットはない!と教えてくれます。
(…by こうげん)

体重が毎週100g増!のフクの食べっぷり!

2週間以上も続いた3時間おきの目薬に抗生物質の投与が効いて、飛び出そうだった目もきれいになり、目やにだらけでガビガビ!だった目が開いて、自由に家中を歩けるようになったピッキー(当時はまだこう呼ばれていた)。

ネコ鼻カゼはまだ治りきっていなかったけど、ま、お兄ちゃんポッケは元気だからうつらないだろうとのんきに決めました。

近所の獣医さんに毎週健康チェックをしてもらい、そのたびに100gずつ体重が増えていました。

お兄ちゃんポッケと同じ量を食べるんですから、ウンチも立派!
400gのピッキーと3.4kgのポッケのウンチは同じくらい、しっかり出てました。

チビフクの大あくび
お兄ちゃんネコ、ポッケの指定席をゲットぉ!

この年の正月、お姉ちゃんネコのナビ10歳が病気で永眠してから、ポッケは6カ月一人っ子、でした。
そのポッケに、チビのピッキーは寄り添おうとするのですが、ポッケは最初はおっかなびっくり!
すぐに「しゃ〜っ!」と言って逃げてました。いまでは仲よすぎ!なくらいですから家族として慣れるまでは時間が必要ですね。

ピッキーにはお兄ちゃんポッケの場所、寝るところ、昼寝するところ、くつろぐところ、すべてがあこがれの場所。
スキがあればお兄ちゃんの大好きなスポットに乗っかってウレシそう!にしていました。

獣医さんから「お腹の虫もいなくなったようですし、目もきれいになって反応してるし、もうだいじょうぶ!」とお墨付きが出た頃、うちのセンセイはこの子の名前を「フク」と決めました。

毎朝、わたしたちに「うれし〜っ!」と鳴いてあいさつ。一所懸命がんばった女の子です。

家に“福”が来たから「フク」と決まりました。
(…by こうげん)