ヒトより賢いネコたち

写真と文で綴る、ネコを溺愛する毎日を紹介します!———ポケネコ本舗

PanasonicのHD-PLCにしてみた

うちのLAN環境をPanasonicのHD-PLCを使って変更。
結果は、良好。スピードも満足。

うちのPCはMacがメイン。
Macには無線LANがついているからと、Windowsノート用にBuffaloの無線LANとCardBus用子機セットを購入して、フロアの違う仕事部屋の間をネットワークで結んでいました。
NTTのフレッツ光用のルーターにBuffaloの無線LAN親機はブリッジとして組み入れました。
一昨年の11月にはプリンターを買い換え。そのときも無線LANがついたEPSONのPX-201を選び、これですべて無線化。
配線ごちゃごちゃ!の環境から脱して、快適なインターネットライフ、を満喫していたのです。

昨年、春あたりから、この快適なネット環境に変化が起きました。
PCを起動しても見覚えのない違うIPがセットされていてネットに繋がらない。PCの使用中もいつの間にかネット接続が切れていたり、と。
どうして?
Buffaloのサポートにメールと電話。
初期化、再セットアップ、アップデート、いろいろ試してみました。どうもBuffaloの機器の問題ではなさそうでした。

周囲の無線環境を調べたら、うちが無線化した4年前と比べて無線ネットワークがいっぱい検出されていました。
RT-200NEの無線LANが2つ。
APPLEの無線LANがひとつ。
数字とアルファベットの組み合わせの無線LANがいっぱい!
××lotionなる名前の無線LANがひとつ。

うーむ、無線の帯域がぶつかってるのかなぁ…。
無線LAN流行ってるな。

いつの間にやら接続がおかしくなると、PCを再起動、またはルーターかブリッジの電源を抜いて…、こんなむなしい接続環境となっていました。

ふと、うちのセンセイが隣のうちの屋根に見たことのないアンテナが立っていることに気づきました。
TV? 地デジ? なんだろう?
もしかしてこのアンテナは受信用ではなく発信用のアンテナじゃないか!? そう、そのお隣はBuffaloのカスタマーサポートと繁くやりとりをしていたちょい前に新築したのでした。そうだとすると無線LANの接続不可だったりする理由が絞れてきます。

もしかして電波障害??
新宿西口のビックカメラで相談しました。
親切に事情を聞いてくれてお薦めしてもらったのが、PanasonicのHD-PLC。
PLCアダプタースタートパックノイズフィルター付き、というものでした。
無線LANの帯域の違うものに変えても、そのアンテナから出ている電波が強ければ、解決にならないかも。だったら家中を巡っている電気配線を利用したPLCは解決になるかも。
担当者のお薦めは正解でした!

PLCを介してネットワークを全て有線にもどしたら、さらにいいことが!
仕事でよく接続する企業のサイトが、データ量が重いのか、Macにイジわるなのか(Windowsマシンだとすぐ開く)、ページを開くまで数分かかっていたのですが、有線だとMacでもすんなり開きます。
あらま、無線の相性だったのかぁ?

このことはさておき、やはり有線環境は早い、ですね。
部屋中にPCとプリンターの数だけLANコードが巡らされたことはよしとしましょう。

フクの遊び

フクお嬢さん、おもちゃのねずみでよく遊びます。

税込105円のねずみ

散歩の途中で1コ100円で売っていました。
最初は、ポッケくん、フクちゃんそれぞれに買ったのですが、ねずみを見たらフクちゃんはくわえたまま「うーっ!」とうなってお兄ちゃんに渡しません。

ポッケも素直にフクに譲りました。
お兄ちゃんは優しいですねぇ!

どうやら何かの毛皮でくるまれていて、シッポには着色された鳥の毛がついています。

フクちゃんは、このねずみをくわえて放り上げて片手でキャッチしたり、両前脚でサッカーのドリブルのように追い回したり、あっという間にぼろぼろにしてしまいます。

おもちゃのねずみゲットぉ!

コロコロの残骸状態のねずみのおもちゃはへこんでしまってうまく跳ねてくれません。フクちゃんがすごく悲しそうなので、また1コ、どうせポッケは譲るからとけちって買いました。
やはりフクちゃんが独占したとき、譲るのは解っていてもポッケのねずみを買わなかったことをちょっと後悔しました。

また、すぐにねずみのおもちゃはボロボロです。

タイアンというベットショップで、このねずみを10コまとめて売っていました。

即、買いました!

最初は1コずつ遊ばせていましたが、ねずみがスタンバイしている引き出しがばれて、ついに取り放題に。

家中、ねずみのおもちゃが転がっています。
by こうげん

むかしむかし…

50代なかばのわたしが書きたくなったこと。
コンピュータとの出会いです。

子供のころ、昭和30年代後半、小学生だったわたしは手塚治虫先生のまんがに夢中でした。
少年マガジンだったと思います。
未来の地球は!?、こんな特集でした。
巻頭のカラーページをめくるたびに、映像がディスクに入っていたり宇宙と交信したり、目に飛び込んでくる夢のような世界に頭がくるくるしていました。

新聞を開くと、スーパーコンピュータの開発競争が目に飛び込んできました。
きっと、コンピュータというのは世界を変えるんだろうな、と小学生のわたしは信じていました。

大学生になって、友人がシャープのマイコン(だったかな)を手に入れて見せてくれました。
ベーシックという言語を入力して、さあ、何ができる?というと、計算機と同じでした。
毎回、起動するたびに入力するのは大変なので、カセットレコーダーにロードしておきます。
ガー、ピー!そんな音でプログラムが記録されていきました。
わたしは、あっという間にあきてしまいました。

コンピュータで何ができるのか?
計算機ではつまらない、でも、もっと次の世界を想像するにはそのマイコンで何をしたらいいのか解らなかったのです。

出版社に就職して、手書きの原稿、写真やイラストの現物入稿、写真植字の指定、版下作成、活版、オフセット、グラビア印刷、そんな毎日の仕事で、わたしはコンピュータとの関わりを忘れていたときがありました。

あるとき、ソニーからポケットコンピュータが発売されました。
幅はカセットテープより小さく、電子計算機よりも小さなキーがついていて、ロール式のプリンタが付属していて印刷もできました。

会社へ持っていって、自慢げにさわっていました。
上司から「これじゃあ、シャープの電子計算機の方が早いじゃないか!」と言われました。

そうです、そのポケットコンピュータはあのシャープのマイコン同様、起動するたびにプログラムを小さなキーで入力して、セットアップが終わってから計算すると小さなプリンターが出力してくれる、タイプのコンピュータだったのです。
電子計算機は、電源を入れるとすぐ使えます。
そのポケットコンピュータはプログラムの入力に10分以上かかっていましたから、計算はその後です。後ろから興味深げに見ていた上司は「なーんだ!」という表情に変わっていきました。
わたしはコンピュータらしいいろんな出力をしてみたかったけど、上司が見たかったのは、コンピュータらしい計算の速さだったのです。

再び、コンピュータから遠ざかったときでした。
>>続く by こうげん