ヒトより賢いネコたち

写真と文で綴る、ネコを溺愛する毎日を紹介します!———ポケネコ本舗

ジャコウネコに遭遇

夜、ネコ友O(オー)さんからお誘いがあった。
「すぐ飲みにいらっしゃい!」

このO(オー)さんは、フクお嬢さんのコ、カムイくんの里親になっていただいた方で、ときどきお酒を飲む仲になったいた。
このO(オー)さんは、フクお嬢さんの娘ミルクちゃん(ほかのネコ友の家にもらわれていった)が今年出産したとき、その子ネコ、クルミくんも引き受けてくれた根っからのネコ好きなのである。

カムイくん(♂)が元気でフライパンネコ(フライパンに好んでハまる)になっている写真をメールでもらっていた。
カムイくんは血の深い関係が判るのか、甥っ子クルミくんを可愛がっている、と仲好しの写真ももらっていた。
そんなことで楽しく夜道を歩いていた。

幅2メートルくらいの狭い路地にさしかかったとき、なんだか視線を感じたわたしはキョロとその方を見た。
路地の左側は大きなお屋敷で森のように茂っていた。
街灯はない。

手を伸ばせばさわれるくらい、わたしの肩くらいの高さのブロック塀にその動物はいた。

ジッとわたしを見ている。

見たことがない動物だった。
大型のネコくらいの大きさ、タヌキでもハクビシンでもない(わたしの近所にはこの2種類が生息していると獣医さんも言っていた)。
背中に流れるような斑紋が幾筋もある。
顔は長い。
シッポも長い。
直感ではネコ的であった。

こんな動物↓
じゃこうねこの絵

ジャコウネコ!に違いない。

そのジャコウネコとしばらくお見合いをしていたわたし。
彼?彼女?が逃げないから、こちらもじっと見ていた。
「きみはだ〜れ?」
話しかけてみた。
顔を動かしてうれしそうにしている。
野生ではなさそうだった。

と、路地の向こうからアベックがイチャイチャやってきた。
気がつくとジャコウネコは塀の向こうにスッと降りていった。

ネコ友O(オー)さん家に着くとこの話をした。
そのお屋敷にはネコがたくさんいるので有名だと。
ジャコウネコも飼ってるのかしらネ?

ジャコウネコって飼ってもいいの?