ディプロトドン
南オーストラリアのナラーバー平原の乾湖やカルボナ湖などから、まだ化石化していない、古代有袋類の骨が大量に見つかった。
それは、6000年前に絶滅したとされる、ディプロトドンの骨であった。この生物は体高が人間ほどで、全長は3,3mぐらいだったという。またげっ歯のような、門歯がある。
オーストラリアの原住民アボジリニーズの伝説にカディカマラという、巨大怪獣がいるが、見た者は体はサイより大きく、顔は熊のようで、唇はウサギのように割れており、前歯が2本突き出ていたという。まさに、ディプロトドンではないだろうか。