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 27オセアニア・タスマニア島伝説[タスマニアタイガー]

タスマニアタイガー

オーストラリア本土で6000年前、先住民族が、持ち込んだ犬、ディンゴによる、食物連鎖の乱れが、3000年前には絶滅してしまったという、タスマニアタイガー。

体長130?ほどで、50?の尻尾と後ろ足を使ってカンガルーのように、3m位はジャンプしていたという。カンガルーの仲間で有袋類である。
体に縞模様があることから、トラと思われていた。

ただ、唯一ディンゴのいないタスマニア島は、1830年から人間が、害獣駆除の対象として、賞金を懸け、駆逐された。1936年にホバード動物園で死んだ1頭を最後に、オーストラリア政府から公式に絶滅が宣言されたのである。

しかし、その後タスマニアタイガーの目撃者が絶えないことから、完全には絶滅してはいないかもしれないという幻の動物である。