秋の七草
萩・ 尾花・ 葛花 ・ なでしこ ・女郎花・ 藤袴 ・朝がお
秋の七草のうち、食べれるのはクズの根草から採るクズ粉だけで、七草摘みの目的は薬草の採取であった
<萩>
ヤマハギの花=紫紅色の蝶形花をつける
「薬用」
めまい、のぼせ
<尾花>
ススキの穂=穂の形がキツネなどの尾に似ているから、尾花とつけられたという説がある
茅葺き屋根は、ススキのワラで葺いた屋根
<葛花>
クズの花=赤紫色の蝶形花をつける
「いただきます?」
地中の根茎には、良質のデンプンが含まれ、これを 抽出、精製し、クズ粉を得る
つる芽や花は、天ぷら、おひたし、酢の物、和え物、サラダ
「薬用」
風邪の諸症状
<なでしこ>
カワラナデシコ=濃いピンクの花
「薬用」
むくみの時の利尿
<郎女花>
オミナエシの花=黄色のかさ状の花をつける
女郎花の語源は「女飯」と云われ、米粒のような小さな花を飯粒になぞられ、美しい黄花を女子に見立てて、名付けたらしい
「薬用」
腫れ物や利尿
<藤袴>
フジバカマの花=淡紅紫色の花
「薬用」
皮膚のかゆみをとる浴用剤
<朝がお>
キキョウのことであろうと、いわれている =青紫色の花
この植物は何で有るか昔から、議論されていた。夏に咲く花木のムクゲが、古くこの名(アサガオ)で呼ばれてた事があるためムクゲ説もあったようだ
「薬用」
咳止め、扁桃炎
コメントは受け付けていません。