・゜゜・(≧◯≦)あかちゃんが泣く
?観察のポイント
あかちゃんが強く泣き出して、なかなかやまない時があります。
あかちゃんは、空腹や喉の渇きなどの欲求、暑い寒いなどの不快感、発熱や痛みなど身体の異常、その他すべてのことで、泣いて表現します。
泣くことはあかちゃんにとって、周囲の人達の唯一の伝達方法です。
お母さんは慌てず、あかちゃんの鳴き声を聞き分け、泣いている状態を、よく、観察して、泣く理由を判断するよう、つとめましょう。
?空腹
生後2ヶ月までのあかちゃんが、泣くのは、ほとんど空腹の場合。
かなり、大きな声で、怒ったように、泣きます。
口もとを、右や左に乳首を求めるかのようにまげ、指を触れると吸い付くような、しぐさをします。母乳やミルクを飲ませて、泣き止めば、空腹が原因
?おむつが濡れていたり、暑すぎたり、かゆい時、大きな音、眠い時、甘えて抱いてもらいたい時も泣きます
?異常を知らせる時
母乳やミルクを与えても、抱き上げても泣き止まなければ
あかちゃんを裸にして、下着にゴミや虫がついていないか、手足に小さなトゲや傷がないか、後頭部や肛門の周りなどに、おできができていないか、パジャマや靴下のゴムがきつくて、皮膚にくい込んでいないか、指に衣服の糸がからみついていないか、ていねいに、調べて下さい。
?3ヶ月疝痛
生後2〜3ヶ月のあかちゃんは、腹部の強い不快感や痛みに泣くことがあります。
これは、3ヶ月疝痛、または夜に起こることが多いので、夜の疝痛ともいいます。
数分続く激しい痛みと、その後にしばらく続く痛みのない時が、交互に現れ、なかなか泣き止みません。
腸管内に、ガスが、たまりすぎているためと、考えられているので、浣腸をしてみて、便とガスが出て機嫌良くなれば、心配ありません。生後3ヶ月をすぎると、起こらなくなります。
?夜泣き
はっきりとした、原因はわかりませんが、あかちゃんにとって、ごくあたりまえのことです。この、夜泣きは病気の場合は別として、誰でも経験することです。
あかちゃんの発育過程の一つなので、それをのりこえていって下さい。
お母さん自身も睡眠不足で大変ですが、優しい愛情をもって、抱き上げてあげて下さい。
注・この症例はあくまでも一般的なものであり、異常を感じたときは、早めにお医者さんに相談して下さい
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